

可塑モルタル・可塑グラウト
水と接触すると材料分離を起こすという弱点を解消した
グラウトとして登場したのが可塑性グラウトです。
可塑モルタル・可塑グラウトの特長
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- 優れた充填性
- 可塑性グラウトは静置していると、自己流動性がなく自立していますが、加圧することにより容易に流動化する為充填箇所の隅々まで充填可能です。
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- 限定注入が可能
- 若干の加圧で流動化するという液体と固体の中間的なグラウトな為、限定注入が可能です。材料の逸送を防ぎます。
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- 水に強い
- 水に触れても材料分離を起こさない優れものです。
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- 漏出しない
- 施工後、建造物のクラック等から漏出しません。
可塑モルタル・可塑グラウトの用途
充填
河川構造物、港湾構造物、既設構造物と地盤の境界面、密閉された管内の充填、廃杭の充填
裏込
擁壁裏込、護岸裏込
湧水・帯水状態の裏込め注入
トンネルの補修、深礎杭、港湾・河川
湧水・帯水状態の裏込め注入イメージ

可塑モルタル・可塑グラウトの施工事例をご紹介いたします。
可塑モルタル・可塑グラウトの施工概要

A材と水、B材と水をそれぞれ混合し、ポンプにて圧送された2種類の材料を静止型混合機に入れ、そこから対象箇所に注入します。
可塑モルタル・可塑グラウトの施工量
◎10~40㎥⁄日